苦手意識から、
人とコミュニケーションをとることを避けたり、
仕事をするのが嫌になったり
することもあるのではないでしょうか。
苦手はそのまま放置をしておくと、自信がなくなり、引きこもりから抜け出せなくなる原因にもなってしまいます。
ズバリ私も以前は苦手を避けていたタイプでした。20代前半までは「話すこと」「人とコミュニケーションをとる」ことが苦手で、めちゃくちゃ避けて生きてきたんです。
ですが、フタをしたくなる「苦手」は最強の武器になるんです。
人それぞれ苦手なことの1つや2つあると思います。
- コミュニケーションをとるのが苦手
- 話すのが苦手
- 計算が苦手…
この苦手意識はやっかいで、何か行動をしようとした時のブレーキとなってしまう場合があります。この記事を読むことで、苦手意識が解消されて前向きな気持ちになるでしょう。
とくに
- 苦手意識があって将来が不安
- 苦手が邪魔して先に進めない。仕事につけない
といった方は、見た方が良い記事です。ぜひ最後までお読みくださいね。
「ふつうじゃない言葉屋さん」長崎まーくん
10代の頃、社会のルールや人間関係がうまくいかず反抗に反抗。いくつも仕事をクビになる
22歳の頃、社会に馴染めず嫌になるも引きこもる場所がなく、ホームレスをする。
個人事業で居酒屋経営、営業、ホスト、カウンセラー、イベンター、コンサルタントと数々の仕事を経験。借金1000万以上の返済も達成。
35歳の頃に精神科で発達障がいグレーゾーンと診断されるも、自由に自分らしく生きる。
【目次】タップして飛べるよ
「苦手」は武器になる!苦手な事の向き合い方と克服方法
一般的には「苦手」というものは、弱点として使われる事が多いと思います。ですがそれは大きな間違い。
苦手を見方につければ最強の武器となるのです。
「苦手はチャンス」苦手は向き合い方で変わる
「苦手はチャンス」
苦手は向き合い方で変わります。
脳科学者の茂木健一郎先生はこのような話しをしていました。
苦手なことって、どうしてもやりたくなくなってしまう。
だけど、苦手なことはチャンスなんです。
苦手なことをするとドーパミンが出る。すると「強化学習」といって、シナプスの結合が強まる。
自分にとって苦手なことって少しでもできるようになると嬉しい。
苦手なことに取り組むとマイナスから始まって標準の0に追いつくだけでなく、すごいプラスにいく。
苦手なことに取り組むとそれがその人の一番すごい能力になるってことが実際にある。実際に小さい頃は口下手だった人が落語家になるといった例がある。
他人と比べるからいけない。劣等感を捨てよう。苦手なことに挑戦しよう!
引用:YouTube 脳を活かす勉強法「苦手」 より
➩➩➩もっと自分を知りたい!社会問題の引きこもりを知りたい!と言う方は「引きこもりとは?引きこもる原因や精神疾患について詳しく教えます。」の記事もどうぞ!
苦手は克服しなくても良い!
苦手なものは克服しなきゃ!と思う人も多いかと思いますが、苦手を克服しなくても良い場合もあります。
人間は完璧じゃないのが良いところでもあります。頑張っても克服できないことだってありますし、その苦手なことが「人らしさ」であったりもします。ですので苦手は克服しなくても大丈夫なのです。
克服しなくてもいい苦手を2つ紹介します。
1つは、自分の人生に必要かどうかで考えること。克服しなくても生きていけるのであれば放置しても良いということです。
例えば「ホラー映画が苦手」という人がいるとします。とくに克服しなくても困らなそうですよね。トイレに行くのが怖い…といった少し不便なことはあるかもしませんが問題ないでしょう。
「克服しなくてもいい苦手」のもう1つは、興味のないものです。
苦手を克服したい!と思えないものを頑張って克服しようとしても辛いだけです。
ですので興味のないことに関する苦手は手放ししてしまいましょう。
"苦手克服を諦める"たった一つのコツ
苦手を抱えたまま生きると人間関係でつまづいたり、障害になることもあります。ここからは苦手を諦めるコツを教えちゃいます。
苦手克服を諦めるコツは「苦手なことを人に伝える」ことです。
苦手なことを人に伝えることで、円滑なコミュニケーションがとれるようになります。
人生の悩みのほとんどは人間関係にあると言われているよ!
私のことで例にすると「人の名前と顔を覚えるのが苦手」といった場合です。何度も何度も会うたびに人の名前を聞くのは失礼ですよね。私も最初の頃は頑張って覚えようと「その人の特徴や情報」をメモしていたのですが… 正直しんどい… ということで苦手克服を諦めました。
どのように諦めたのかと言うと、初対面の人に「私は人の顔と名前を覚えるのが苦手です」と伝えるようにしたのです。
すると相手には「この人は人の顔と名前を覚えられない」というイメージを持ってもらえます。ですので忘れていても「覚えが悪い人」と納得をしてもらえます。
たまに「なんで人のことを名前を覚えられないんだ!」と不満に思う人もいます。そういった理解できない人は寄ってこなくなるので、人間関係の整理もできて好都合です。
「人に苦手を伝えること」には、もっと良いことがあります。
それは、助けてくれる人が現れることです。
「〇〇が苦手です」「出来ないです!」「助けてください」まで言えるようになったら最強。苦手を伝える事で助けてくれる人がでてくるからです。
私も、居酒屋をやっていた時、ドリンク作って、料理作って、運んで、会計して、お見送り、予約の電話を受けて、と一人でお店をまわしていた時期がありました。その頃に「もう無理!」と諦めることにしました。そこでお客さんに「これ運んでー」「ビール作ってー」とお願いをするようになったのです。すると、お客さんが楽しそうにお手伝いをしてくれるようになり、お客さんからスタッフにもなっていき、求人をかけずに10人以上のスタッフを抱えるまでになりました。
「ごめんなさい!できません!お願いします!」を覚えていけばOK!自分が苦手なことを得意な人にお願いをすることで、周りの人も喜び人生は良くなっていくよ!肩の力を抜いてやっていこう!
苦手を受け入れ認めることも大事!苦手は「その人らしさ」でもあるよ
悩みは言葉できれば解消する!なぜ苦手なのかを整理しよう
「悩みは言葉にすれば解消する」
悩みとは言葉になっていないだけです。つまり言葉にできれば悩みが解消されるというわけです。
まずは「なぜ苦手なのか?」を整理することから始めましょう。どうやって整理するのかというと、苦手なことに「なぜ?」を繰り返すのです。
例えば、話すのが苦手であれば
- 人と話すのが苦手⇒なぜ?
- よく噛むし、何を話せばいいか分からない⇒なぜ?
- 頭の中に言葉が思い浮かばないから⇒なぜ?
- 言葉を知らないから、記憶力が悪いから⇒なぜ?
- 言葉を勉強していないから、記憶力を鍛えるトレーニングをしていないから
このように、なぜを繰り返していくと本質的な課題に気付くことができます。課題が言葉になればあとは行動をするだけ。これで悩みがなくなっていくという原理ですね。
トヨタ自動車さんが生み出した「なぜなぜ分析」を使いました。なぜを5回繰り返すことで問題の真の原因を見つけることができるというわけです。
この後は、1つの例として、私が実際に克服をした「話す」ことの苦手を武器にする方法は教えたいと思います。
【苦手を克服】「話すのが苦手」を武器にする
日本で育ってる人の中には「話すのが苦手」「コミュニケーションをとるのが苦手」という人も多いのかと思います。
なぜなら、正しいコミュニケーションを学ぶ機会がないからです。「人はみんな違う」なのに学校では、人の違いを教えたり、自分とは違う人とのコミュニケーションの取り方を教えてくれないからです。
1億人いたら1億通りのコミュニケーションの取り方があるよ!つまりコミュニケーションに答えはないってこと!
私は20代前半までは「大の話し下手」でした。人と話すことも、聞くことも苦手だったのです。
できるだけ人と話さなくてもいい仕事を選ぶように過ごしていたのですが、モヤモヤが止まらない日々を過ごしました。
そこで気持ちを入れ替え苦手な人と話す仕事をしました。
飲食店の接客に営業、ホスト、コンサルタント、交流会運営、司会進行、カウンセラー。
さらには、朝の時間や休みの日に
- 読書、音読、発声練習
- 漢字の勉強
- 文章の勉強
をしました。毎日毎日スキマがあれば苦手なことの勉強をしたのです。
するとどうでしょう。
苦手だと思っていた「話すこと」がいつの間にか大好きになり、人から「また会いたい」と言ってもらえる事も増えていったのです。
当時付き合ってた彼女とはデートもせずに、「セミナーごっこ」「スピーチごっこ」といったように話す練習をしていました!
苦手から避けると余計辛くなる
あなたは「辛い」ことの正体を知っていますか?
「辛い」ことは、逃げる事です。
人生は鬼ごっこと同じよう逃げても逃げてもつきまとってきます。超ポジティブな私でも20代前半までは「辛い」という感情がありました。人間関係がうまくいかずに、人から避けるようになり
休みの日には
- お酒を飲んで
- お笑い動画を見て
- 気晴らしにドライブ行って
- 女遊び
と、現実逃避をするかのように、嫌なことから逃げていました。
お気づきかもしれませんが、どれだけ逃げても解決することはありませんでした。むしろ職場の人との関係はさらに悪くなりました。だって自分の問題点と向き合わずに毎日遊び逃げて過ごしているわけですから。
そこから、逃げるとこまで逃げてホームレスになりました。「人生を変えたい!」と思い毎日毎日図書館に通い、自分の苦手だった人間関係の悩みを解決する本を読み漁りました。「心理学」「コミュニケーション」「哲学書」「自己啓発」とにかく読み続けた。
そこで気づいたのは、「辛いことはすべて自分の心にある」ということです。逃げても逃げても解決はしないのです。
逃げずに立ち向かうと、逆に辛いことが逃げていくよ!まるで鬼ごっこのように辛いことが逃げていくの。
とはいえ、逃げたくなる時もあります。そういう時は一旦非難して大丈夫です。一度、非難して心が落ち着いた時に辛さの正体を探しにいきましょう。
まとめ
苦手は向き合い方で、良いものにも悪いものにもできる。そんなことをさらっとでも理解してくれたら十分です。
人にはみんな苦手、得意があります。
苦手なことは素直に認め、人にお願いをすることで苦手なことに時間をとられることもなくなり、頼まれた人も喜んでくれます。
さらに、苦手をお願いする関係にお金が発生すれば「仕事」にもなるというわけです。 人の苦手を手伝うお仕事でも良いですし、お金ができたら仕事をお願いしても良いと思います。
最後にまとめると
- 苦手はチャンス!人と比べずに自分のペースで苦手と向き合っていこう
- 人生に必要のない苦手、興味をもてない苦手は克服しなくても大丈夫
- 悩みは言葉にできれば解消される
- 話し下手も向き合い方で克服ができる
かなり濃厚な記事でしたね。最後までお読みいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう!
「ふつうじゃない言葉屋さん」長崎まーくん
10代の頃、社会のルールや人間関係がうまくいかず反抗に反抗。いくつも仕事をクビになる
22歳の頃、社会に馴染めず嫌になるも引きこもる場所がなく、ホームレスをする。
個人事業で居酒屋経営、営業、ホスト、カウンセラー、イベンター、コンサルタントと数々の仕事を経験。借金1000万以上の返済も達成。
35歳の頃に精神科で発達障がいグレーゾーンと診断されるも、自由に自分らしく生きる。
・・・引きこもり・不登校生・障がい者に優しいまーくんの活動・・・
■失敗しても怒られない!「まーくんのお仕事学校」■
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自分らしい仕事を見つけよう!「まーくんのお仕事学校」で仕事を探す
■引きこもり大脱出ブログ(引きこもり向け自立支援ブログ)
■社会人0年生のお仕事図鑑(脱引きこもり!の仕事ブログ)
https://ma-sigotozukan.com
■Instagramやってます★ふつうじゃない言葉屋さん。優しくて楽しい日本づくり♪★
発達症がいのグレーゾーンまーくんです!世界一前向きな性格のため、どんなピンチも乗り切ってきました!ですが、、人と違うことで社会に生きづらさを感じたことは事実。
人はみんな違う!
なのに学校ではみんなと同じ答えを共有して、
社会に出れば決められたルールのもとに仕事をして人間関係をつくる…。
それじゃー あなた達の個性は発揮できないやしないかい???
今の社会は、人と違ったことで目立てば叩かれ、個性がある人が生きづらい。 障がいがある人は特に個性の固まりで魅力的なのに…その素敵な部分を活かせる場所が少ない。
だから私は立ちあがるんだ!今を生きる人たちが「自分らしく」自由に生きれる社会を創るんだ!
って、感じでーす。