- 初めての人と話すのってこわい…
- 知らない人と話すのは緊張する
- 面接って何話していいか分からない
面接が決まってから当日までの時間はドキドキが止まらないものです。頭の中をいろんな不安がよぎることでしょう。
アルバイトは人と関わる練習にもなるので、人見知りや口べたを克服するきっかけにもなります。
今回の記事では、
- 不安がなくなる面接当日までの準備
- 人見知り、口下手が不安になる傾向と対策
- 自己紹介、志望動機の作り方
- 口下手でもできる話し方のコツ
について詳しく解説していきます。
【目次】タップして飛べるよ
人見知りや口下手は面接で武器になる!!
人見知りや口べたは、面接で武器になる!
ということを知っていましたか?
面接の自己紹介時、人見知りや口べたであることを伝えると、面接担当の人に覚えてもらいやすくなります。それほどに、あなたの内面を表す言葉は、相手に強い印象を与えるのです。
また、人見知りや口べたを自覚して自分で何とかしようとしていること自体が仕事をする志望動機にもなります。面接担当者からすると前向きな行動に見え評価が上がりグッとくるものです。
グッとくる感覚を人は感動と呼びます。心が動かされる感動は記憶に強く残るのです。
バイト面接の時に感じる不安を和らげる事前準備
面接で一番の敵となるのが「不安」です。事前準備をしておくと不安を和らげることができます。人間誰しもが未知のものには恐怖を感じるようにできているからです。具体的にどのように事前準備をするのかをお伝えしますね。
面接で聞かれる内容は、ある程度パターン化されています。
ですので事前に回答を用意しておくとその場で考える必要がなくなり不安も和らぎます。
1.相手のことをあらかじめ知っておく
人見知りにとって、知らない人と話をすることは、とても神経を使います。そんな時は相手のことを事前に調べておくと親近感がわくので緊張が和らぎます。
ここまでやると、目が合った時に少しニヤけるので自然に笑顔が作れたりもします。
注意ポイント
間違っても面接中にニックネームで呼ばないように!
2.聞かれそうな質問は先にこたえを考えておく
聞かれそうな質問は先にこたえを準備しておくと、落ち着いて面接に挑めます。
どこの面接でも聞かれる内容は似たようなものです。
- 自己アピール
- 志望動機
- 希望の条件(働きたい日数や時間など)
- 趣味や休日の過ごし方
- 交通手段と移動にかかる時間
- 逆に聞いてみたいこと など
この6つをおさえておけば、迷わず質問の受け答えができて不安な気持ちもなくなるよ
3.何度も練習しておく
面接は数をこなすと慣れてくるものです。できるだけ本番をイメージして何度か面接を練習しておきましょう。
練習を重ねていくと頭の中も整理できて、面接本番に落ち着いて臨むことができます。
ポイント
友達や家族など誰か面接官役をしてくれる人がいるとなお良い!実際の雰囲気を作り面接官役に質問をしてもらったらより本番をイメージしやすくなるよ。
バイト先への逆質問って、何を聞いたらいいの??
必ずといっていいほど面接の最後に聞かれるのが
「最後に何か聞きたい事はありますか?」
です。
対策としては簡単で聞きたい事を整理しておくことです。
面接前に仕事先に関する疑問や興味を整理し、
「自分の知りたい情報」
「面接担当者が時間の都合上説明できないであろう部分」
を質問できるようにしましょう。
例えば、
- 昇給の頻度
- 急な勤務交代の有無
- シフト提出のタイミング
- テストや実習期間中の休み希望の可否
など、一緒に仕事をする前提で質問をするのが効果的です。
そうすることで、
「バイト先での仕事に興味を持っている(風に)アピールできる」「一緒に仕事をしているイメージを持ってもらえる」といったように相手に良い印象を与えることができます。
面接担当者も人間。一緒に働いているイメージがしやすい人を採用したくなるのです。
簡単!自己紹介・志望動機の作り方を徹底解説!
面接において最初にぶつかる壁は、履歴書に書く自己紹介(自己アピール)や志望動機の作り方です。
自己紹介や志望動機はポイントをおさえれば、誰でも作れるようになります。面接は、面接担当者に自分のことを覚えてもらうゲームです。なんでも「ゲーム」にすると楽しくなって覚えるのも早くなりますよ!
自己紹介の作り方
自己紹介は何を話すかで第一印象が変わるため重要なポイントです。
とはいえ、初対面の人にいきなり自己紹介なんて…難しいですよね。
なぜ難しく感じるのか?その理由は、
- 自分のことが整理されていないから
- 何を話していいか分からない
- 緊張をしてしまい頭が真っ白になってしまう
こういったことがあります。
ですが、話す内容を整理しておけば、質問にも落ち着いて返すことができるようになります。
面接の基本は質問されたことに答える。これだけです。この基本をおさえてコツをつかんでいきましょう。
学歴や職歴をまとめる
卒業した学校や以前のアルバイト経験を簡単に説明しましょう。
面接では、質問されて答えるという意識が大事です。
ここではあまり詳細は話さず、学歴や職歴だけ簡単に伝えるようにしましょう。
例えば
「〇〇高校を卒業し、現在は◻︎◻︎大学に在学中です。高校時代に町内の清掃ボランティアに参加したことがあります。」といったように、短く簡潔に伝えれるように話し内容を整理しておくと良い。
趣味や得意なこと
趣味や得意なことで自分を知ってもらうことが大事です。
もし過去のアルバイト経験や仕事で培ったスキルがあれば具体的に挙げましょう。
例えば、
- 野球部で、県大会出場に向けてがんばった
- パズルを解くのが得意
- ゲームは1日10時間もするほど好き
など、自分らしいエピソードがあれば良いですね。
アルバイトへの意欲とモチベーションの表明
仕事への意欲やモチベーションを表明することは採用担当者へのアピールに繋がります。
- なぜそのアルバイトを選んだのか
- バイト先で何をしたいのか
を簡単に伝えましょう。
例えば
「料理をするのが好きなので、キッチンスタッフとして働きたいと考えています。」と好きや得意なことを合わせて話せると良いね。
志望動機の作り方まとめ
面接対策で一番悩むのが志望動機。
ここからは志望動機の作り方についてポイントをまとめていきます。
志望動機の項目を書くときのポイントは、採用担当者に覚えてもらうことです。しっかり準備をして、面接の時に慌てないようにしておきましょう!
志望動機は具体的に
志望動機で印象を残すためには具体性を持たせることがポイントです。ふわっとした表現や一般的な言葉だけではなく、具体的に興味を持った内容やこの職場で働きたい理由を挙げましょう。
例えば、
- そのバイト先の業界や仕事内容のどこに興味を持った
- 店員さんが楽しそうに働いているのを見て、自分もやってみたいと思った
- お店の雰囲気がよかった
- ホームページや求人を見て面白そうと感じた
バイト先に対して思ったことを場面をイメージして具体的に話すことが大切です。
自己PRを盛り込む
志望動機には自己PRを盛り込むことも大切です。自分の強みや経験、スキルの中でバイトに活かせそうなものをアピールしましょう。
例えば、
- 過去に同じような職種でバイトをした経験がある
- 部活や学校に休まず通っている
- 集合時間など友達との約束をまもる
- 辛いことがあっても寝たら忘れられる
- 簿記の資格を持っている
どんな小さなことでも良いので、一つ以上は用意しておくと良いですね。
具体的なエピソードの概要を組み込んでおくと、採用担当者に覚えてもらえやすいですね。
バイト先でやりたいことや将来の夢を話す
希望のバイト先で、将来の夢、やりたい事を話すのも印象に残りやすいです。未来に対する前向きな姿勢が面接担当者に伝わると、好印象なのと、あなたがバイト先で働いている姿をイメージしやすくなります。
例えば、
- ホールスタッフとしてお客さんと関わりたい
- 調理を学んで大切な人に料理をふるまいたい
- 隙間の時間を活用して友人と一緒に働きたい
実際にバイトで入った時の姿を想像できるような内容を入れておくと、採用担当者に覚えてもらいやすくなります。
不安の正体が分かれば安心して面接に臨める!不安を感じる理由を解説
面接の時は、大なり小なり不安は感じるものです。特に人見知りの人や口下手な人は、不安が強くなる傾向にあります。
では、どうして面接の時に不安を感じるのでしょうか。不安を感じる理由を知っておけば、どうやって対策をしていくかが見えてくるので、一緒にみていきましょう。
他人とのコミュニケーションへの不安
初めての人と話すときは誰でも不安を感じるものです。
人見知りや口下手な人は、内向的な性格傾向を持つため社交的なスキルに自信がないと感じ、この時に感じる不安が強い特徴があります。コミュニケーションの場では何を話していいか分からなくなり、自信を持って発言することが難しく緊張や不安を感じるのです。
頭の中がまとまらず言葉に詰まると、表現力や語彙力が少なくなり余計に他人と話すことへの不安が大きくなるものです。
相手にどう思われるか不安
面接では、自分の能力や経験が評価されるとつい考えてしまいますよね。
人見知りや口下手な人は他人の目を気にしやすく、自分の評価が気になり不安を抱く傾向があります。
そのため、
- 自分の言葉や表現が相手にどのように受け取られるか
- 自分自身が十分にアピールできるか
という不安が生じるのです。
不慣れな状況に対する不安
人見知りや口下手な人は、新しいことを始めたり、初対面の人と話す時など新しい環境や不慣れな場面に対して強く不安や緊張を感じるものです。
面接は対話力や自己プレゼンテーション力が求められます。いつもと違った状況になるため不安を感じてしまうでしょう。
例えば
- 学校でのクラス替えや席替えの時
- あんまり仲良くない友達に2人でご飯に行こうと言われた時
こんな時、なんとなく気持ちが落ち着かない感じになることがありますよね。バイトの面接に行くときの感覚は、こうした時の感覚に近いようです。
面接で話しやすくなる話し方のコツ
面接までの準備はできていても、自己紹介や志望動機を相手に伝える時に緊張しますよね。
そんな時に役立つのが、ストーリーテリングの話法です。
ストーリーテリングの話法とは
自己紹介から志望動機までを自分を主人公にした一連の物語にしてしまうこと
この話法を覚えておくと、何を言っていいか忘れてしまうことが少なくなり面接での緊張が和らぎます。
①背景の設定
まず、自己紹介の中で背景を簡単に紹介します。
学校や職場での経験、自分の趣味、性格などを簡単に伝えて自分の物語の舞台を設定しましょう。
②エピソードの選択
志望動機をサポートする具体的なエピソードを選びます。エピソードを上手に伝える事ができると、アルバイトに対する関心やモチベーションをアピールすることができます。
例えば、
「中学時代から吹奏楽部に所属していて、コンクールに向けてみんなで夏休み中も毎日練習を頑張りました。その結果、市の大会で入賞することができました。」
といったように、具体的な過去のエピソードを思い出しておきましょう。
③問題や困難にどう対処したか
問題や困難にどのように対処したかは、何か困った時にどうやって対処するかを示すための要素となります。
選んだエピソードのなかで難しかったことや困ったこと、問題に対してどのように行動したかを説明します。
例えば、
「部活で後輩に対して威圧的な対応をする先輩がいて、先輩が怒ると部活の雰囲気が悪くなることが度々ありました。そんな雰囲気を少しでも変えたいと思い、先輩の助言や指導を受け入れ、感謝を伝えるようにしてみると、その先輩とも仲良くなることができました。」
このように苦労をしたことには、自分の強みや得意なことが隠れている場合があります。
④結果と学びを伝える
困った時にとった行動の結果や、そこで学んだことについて話します。
例えば、
- 今まで苦手だった人とも少し話すことができた
- お礼を伝えるようにしていると、意外と仲良くなれることがわかった
など、できるだけ前向きな変化についてて話すと良いでしょう。
これにより、自分の強みや大事にしていることを示すことができます。
⑤将来への結びつけ
最後に、選んだエピソードや経験が自分の将来の目標やバイト先でやりたいこととの関連性を説明します。
なぜそのアルバイトに興味をもったのか、そのバイトで何をしたいのかを説明しましょう。
自己紹介で伝えたい事は1つに絞れ!
話すのが苦手な人は伝えたい事を1つに絞ると自己紹介上手になります。
あれもこれも話そうとすると頭の中で整理ができなくなります。その点、伝えることを1つに絞ると話すことが明確なので落ち着いて自己紹介ができます。さらに相手にとっては印象に残る自己紹介になるので「話す側」も「聴く側」もお互いに良いことがあるのです。
面接を受ける時、心に余裕をもつ方法
面接のときに堅くならず自分らしさを出していくには、どうしたら良いでしょう。心に余裕をもつためにはリラックスすることが必要です。
ここからは、リラックスして面接に臨むためのコツである「ロールプレイング方法」と「リラックスするテクニック」について分かりやすく解説していきますね。
”一人でもできる”ロールプレイや面接練習で慣れる
慣れるための一番の近道は経験することです。
「不安で怖くて経験ができないから困ってんじゃん!」
そんな方におすすめするのが「ロールプレイング」
ロールプレイングは、実際の面接に近い環境を再現し、自分がどのような答えを出すかを練習することができる方法です。一人でできる面接の練習方法です。4つの手順で簡単にできるので解説していきますね。
①自己紹介から始める
まずは自己紹介から始めましょう。
名前や学歴などについて簡単に説明して話の入り口を作っておきます。
②質問を用意する
面接では、様々な質問をされます。
自分が想定する質問に答えるために、事前に質問を用意しておくことが重要です。一人でロールプレイングをする場合は、自分自身が面接官となり、質問を考えます。
③ 返答を練習する
②で作った質問に対して、どう答えるかを練習してみましょう。
自分の強みや長所、短所を伝える際には具体的なエピソードを交えて話すようにします。また、バイト先に興味を持った理由やどんな仕事をしたいのかをアピールするように心がけましょう。
④ 反省点を洗い出す
ロールプレイングの後は、うまくいった部分とそうでない部分を振り返ってみましょう。うまくいかなかった部分を見つけて、次のロールプレイングに活かしやすいですね。
以上が、一人でできる面接のロールプレイングの方法です。繰り返し練習して、自信を持って面接に臨むようにしましょう。
面接前や面接中にできるリラックス方法
不安や緊張をしていると、体が固くなり口も乾き、回らなくなったりと、本来の力が発揮できなくなってしまいます。ですのでリラックスをすることはとても重要です。
ここからは、面接前や面接中にできるリラックスする方法をお伝えします。
深呼吸
深呼吸はリラックス効果があります。
腹式呼吸を意識して、ゆっくりと鼻から息を吸い込み、口から息を吐きましょう。これにより、緊張をほぐし集中力を高めることができます。
筋弛緩法
漢字読めない!えっ4文字熟語?そんな印象しか残らない筋弛緩法。読み方はどうでも良いので紹介していきます。
筋弛緩法は順番に筋肉を緊張させ、ゆるめる方法です。
手足の筋肉を順番に緊張させ、一気に脱力することで緊張を解消していきます。
- 手を握って緊張させ、ゆるめる
- 座った姿勢でかかとをあげて、おろす
など繰り返すと効果的です。
笑顔で過ごすこと
どんな場面でも笑顔は大事です。笑顔は自分がリラックスするのと同時に、相手の緊張も緩めることができるので、コミュニケーションをスムーズにし話し相手に良い印象を与える事ができます。
前半部分で紹介した面接担当者にニックネームをつけるのも、ここにつながってきますね
とはいえ「笑顔って苦手だよー」といった人も多いかと思います。最初は不慣れでも笑顔も練習をすれば鍛えられます。口の広角を上げる練習をするだけでも顔全体が明るくなりますよ。
まとめ
今回の記事では、面接の準備のことから面接中にリラックスする方法についてまとめてきました。
- 自己紹介は、私はこういう人ですよと、これから話すストーリーの前提条件を話すのが大事
- 志望動機は、面接担当者に覚えてもらうことが大切
- 自己紹介から志望動機までを一つのストーリーとして準備しておくストーリーテリングの話法は相手の印象に残りやすい
自分らしく面接をすすめるために実際の面接中は、リラックスすることが大切です。
面接対策の内容を全部覚えるのは難しいと思いますので、あまり無理はせず自分のペースで何度か見返しながら準備をしてみてください。苦手な面接も楽しくなっていくはずですよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。
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学校に行くと、みんなが同じ答え。みんなと足並みそろえる。
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だってみんな違うんだぜ?
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いじめがなくて
自分らしさで輝く人たちがあふれる世界。
つくりたい!
言葉が苦手だったおかげで、言葉と向き合えた。
言葉が苦手だったおかげで、言葉の大切さに気づけた。
言葉で「生きづらい」を失くしたい。もっと自由に。もっと自分らしく。否定のない世界へ